● インディアンの儀式
ネイティブアメリカン(インディアン)の儀式、スウェット・ロッジを体験してきました。最初は 「サウナでしょ?」 と軽く考えていたのですが、じつは彼らに古くから伝わる7つの儀式のひとつで、からだと魂を浄化し、この世界の創造主に感謝と祈りを捧げるなどの深い意味を持っていると聞き、気持ちを引き締めて集合場所へ向かいました。 Boulder を拠点に、各地で儀式を行っている本物のメディスンマン、リーさんに、彼らの風習や世界観、儀式について説明をもらったあと、参加者全員が輪になって短いお祈りをすませてロッジの中へ入りました。直径3メートルほどのドーム型のロッジは、母なる大地の子宮をあらわしているそうで、この中に入ったら必ず這って進まなければいけません。真ん中に掘られた深さ60センチくらいの穴を中心に、西向きに設けられた出入り口に向かって右側に男性陣、左に女性陣が座ると、その穴に真っ赤に焼けた石が次々と運ばれてきました。最後に出入り口がふさがれ、中は真っ暗になりましたが、集中を持続させるために目は開いておきましょうと言われました。焼けた石にお清めの水がかかるたびに、ロッジ内の気温も湿度もうなぎのぼり。全身から汗が流れ、息苦しさを感じながら、「もうだめ…。集中なんかできるはずがない…。」 と心の中で叫んでいましたが、歌や太鼓の音に引き込まれるかのように次第に気持ちが落ち着いてきました。 途中で3回の休憩をはさみ、儀式は2時間半程つづくなか、一人ずつ順番に自分や家族のこと、愛する人たちのことなどを創造主にお祈りしました。この世の全てのものはつながっているという彼らの世界観にふれ、暗闇の中 (大地の子宮の中) で謙虚になった自分を見つめなおす。汗とともに心もスッキリ、おまけにツルツルたまご肌。誘ってもらった友達に感謝です。
